2019年5月21日、信用組合サービス組織のCU レジャーがR 3のコルダをクロスボーダー決済の主幹システムとすることを発表した。CU レジャーはサイバーセキュリティや詐欺に対するリスクをR3を用いることによって軽減する予定だ。また、R3はかつてRipple と争っていたものの、現在は和解したうえで、強力なクロスボーダー決済の体制を築くために融合する可能性がある。

 

クロスボーダー決済に関しては、実際にブロックチェーン技術を取り入れている企業は非常に多くなってきており、JPモルガンの決算プラットフォームもR3に対抗するものであり、仮想通貨のプラットフォームと金融機関で開発されたプラットフォームがシェア争いを繰り広げる可能性が高い。

 

もちろん、システムの違いや処理能力の違いがあることから、多くの金融機関と提携を結んだ上で主要な新しいシステム等なり得るものが、クロスボーダー決済のシェアを勝ちとることが予想される。

 

また、CUレジャーは2020年にはCUペイと呼ばれる決済アプリをリリース予定であり、コストの削減や仮想通貨の支払いによる証明などが行える予定だ。クロスボーダー決済に関連するアプリは、SBI グループのMoneyTap なども代表的な存在であり、SBI グループの北尾氏がコルダとリップルの融合を目指していることから、 CUレジャーのアプリに関しても1部の国々において、広く採用される可能性があると言えるだろう。

 

クロスボーダー決済に関しては、多くの企業が力を入れており、従来の国際送金決済システムであるSWIFT もブロックチェーン技術の開発に力を入れている。つまり、ブロックチェーン技術が既存のシステムに対して有用性を持っていることを多くの起業が認知しており、どの企業がどのようなサービスとして一般の人々に認知されるものになるのかということが非常に重要だ。今後、R3のコルダの採用が増加していく可能性があることから、クロスボーダー決済に対する動向を見守っていこう。