オーストラリアでは、政府機関である財務省がフィンテック業界に向けて新しいシステムのテストを行える体制を敷くことを目指している。

 

特にセキュリティ対策の一種となるサンドボックスの構築を必要とする可能性が非常に高い。サンドボックスは、簡単に言えば攻撃されてもいい環境を作り出し、その環境における様々なデータに対して監視を行うなどのシステムを構築することが可能だ。

 

また、セキュリティ上のサンドボックスを作成することによってサンドボックスを内包するデータに対する攻撃の脅威が著しく下がる。つまり、オーストラリアにおけるフィンテック企業は一定の基準を満たさなければ、規制当局から罰則を受ける可能性が高いと言えるだろう。

 

参加企業を募る今回の形は、ある意味では大規模なテストを政府機関の下で行うことが可能であり、今回の規制サンドボックス呼ばれのものは、消費者を保護したうえで規制の内容にとらわれない製品やサービスの試験を行えるといったものだ。

 

今回のサンドボックスは、オーストラリアに存在するフィンテック企業のサービスやプログラムを大きくサポートする可能性がある。理由としては、大規模な実験や規制にとらわれない新たなサービスを提供することそのものが法に触れることもあるからだ。また、規制当局としても規制当局が認可しないサービスを勝手にリリースされることは仮想通貨市場やフィンテック協会に悪影響を与える可能性がある。

 

その上で、今回はスタートアップなど自分な規制要件を満たすことが難しい企業であってもサンドボックスを利用することによって規定に合わせたサービス展開を考慮することが可能となるだろう。

 

金融サービスにおけるデジタル通貨の立ち位置は、各国によって全く異なる。オーストラリアにおいても、当局無視したサービスのリリースは難しく、規制の内容に従わなければ、今後の企業の経営に大きく影響があるほど重大な罰則もあるのか現状だ。

 

今回の取り組みは限られた期間内で自社のサービスをテストするものであり、十分な結果が得られた場合は改良を加えて正式なリリースとなる可能性もあると言える。