28日の仮想通貨市場はビットコインが節目の価格を割り込み全面安の展開になっている。ビットコインキャッシュに至っては、10%を越える大幅な下落となった。


28日の仮想通貨市場

ビットコインは午前6時ごろから日中を通して価格が下落。節目であった3500ドルを割り込んだことにより下落が加速した。ただし、15時に安値3465ドルをつけた後はやや反発している。終値ベースでは前日比およそ3%の下落。ここ1週間では大幅な下落となった。主要なアルトコインもビットコインに連動して価格が下落。その中でもビットコインキャッシュの下落率が一時10%を超え目立っている。なお、海外取引所ビットメックスではビットコイン急落時に5億円のロスカットがあったことがツイッター上で報告されている。また、急落の要因として、ビットコインのマイニング難易度が易化しており、マイナーたちが現物売りをおこなったとみる向きがある。市場全体の時価総額は12.3兆円で推移、先週の水準からおよそ1兆円減少している。


28日のトピック

本日は海外取引所「Liqui」の閉鎖が報じられている。同取引所は時価総額が低くマイナーな仮想通貨、通称「草コイン」を取り扱いが豊富な取引所として知られ、アルトコインブームやICOブームを牽引した取引所だ。Liqui側は公式ツイッターで、閉鎖の理由として、流動性の低下を挙げている。同取引所は昨年9月と10月にも取引高の低下から20種類以上の銘柄上場廃止を実施していた。トピックとしてはこの他に、米資産運用会社であり、ビットコインETF申請企業VanEck社CEOの発言が伝えられている。CNBCの番組に出演したヴァンエック氏は、ビットコイン投資家が金への投資に移行していると指摘。VanEck社が4000人の投資家にアンケートを実施したところ、多くが金への投資に興味を示しているという。また、そうした背景には、昨年米国株式市場が下落する中、金のパフォーマンスは良好だったことを指摘した。