仮想通貨市場は3日間、揉み合いの展開が続いている。平成最後の相場は比較的穏やかな展開で終わりそうだ。


29日の仮想通貨市場

29日のビットコインは前日に引き続き、ほとんど動かない展開に。急落後はボラティリティーが著しく低下しており、価格の上下よりもまずは動き出すかが最大の焦点となりそうだ。ただし、アルトコインは全面安の展開に。主要な銘柄は2%から5%下落しており、ビットコインキャッシュは8%と大幅な下落となっている。それを裏付けるようにビットコインドミナンス(市場全体におけるビットコインの取引の割合)は55%まで上昇、市場全体の時価総額も18.8兆円と前日比でマイナスとなっている。


29日のトピック

本日はバイナンスが最新のレポートを発表。それによると、分散投資に最も適しているのはリップル(XRP)だという。その理由として、ビットコインやイーサリアムは市場のトレンドを追随する動きをみせるが、XRPは比較的相関性が低く、リスクを分散する上では適しているとのことだ。また、XRPからフォークしたステラ(XLM)とXRPは値動きが似ているとのことだ。本日はこの他に、仮想通貨投資ファンド「Genesis Global Trading」のレポートも発表。それによると、ビットコインは運転資金や送金目的で使われることがアルトコインよりも多く、その点で「非投機的」であるとのことだ。また、アルトコインはビットコインよりも情報量が少ないことから、価格のオーバーシュートが起きやすく、その点でビットコインよりも「投機的」であるという。CEO、Michael Moro氏は、アルトコインには空売りが多く見受けられるとも語っている。同社は3月にビットコインレンディングサービスを開始しており、貸し出し額は約1700億円に上るとのことだ。