仮想通貨インデックスファンド「モルガン・クリーク・デジタル」の創業者、アンソニー・ポンリアーノ氏がCNNの番組に出演した。同氏は現在の弱気相場に関わらず、ビットコインに強気のコメント。取引量と時価総額の観点からマスターカードと同じ価値があると発言した。


ビットコインはマスターカードと同じ価値

ポンリアーノ氏は、過去24時間のビットコイン取引量が約46億ドルに対し、時価総額は約740億ドルだと説明。さらにこれが「マスターカードと似ている」と指摘した。ポンリアーノ氏によると、マスターカードでは、約110億ドル相当の取引に対し、同社の時価総額は約1800億ドルにのぼるという。ビットコインとマスターカード両者とも、時価総額は取引量の16倍であり、価値の観点から両者は似ていると指摘した。また、今月に入ってからの価格暴落は個人投資家が引き起こしているともコメント。2017年は機関投資家の参入が少なかったことを例に挙げ、長期的には市場は発展していくと前向きな見通しを述べた。


弱気相場でも強気の専門家多く

今回の市場暴落にかんしては、専門家の中でも強気と弱気の見解で分かれている。そして、強気の専門家の多くは長期的に相場が発展していくという態度をとっている。先日、CNBCの番組に出演した「クリプト・オラクル」の幹部、ルー・カーナー氏はドットコムバルと現在の仮想通貨市場を比較し、長期的には前向きの展望を述べた。その他に、フィンテック企業「サスケハナ」のバート・スミス氏、仮想通貨ベンチャー・キャピタル「ブロックチェーン・キャピタル」のスペンサー・ボガード氏が似たような見解を述べている。今回のポンリアーノ氏の発言も、根本的にはこれらの専門家の見解を変わらないだろう。ファンドストラッド社トム・リー氏などは、来年から始めるBakktやFidelityのサービス開始を理由に価格が再び上昇していくと述べている。ポンリアーノ氏の指摘が正しければ、これから機関投資家の資金が流入し市場が上昇していくか注目だろう。