2日に仮想通貨市場が高騰した後、専門家からは様々な指摘が出ている。長期的な上昇トレンドへ転換したとの見方も多く、今後の動向は注目されるだろう。


ターゲットは6000ドル 投資会社CEOブライアン・ケリー氏

仮想通貨投資会社CEO、ブライアン・ケリー氏は高騰した翌日の3日、CNBCの番組に出演。市場センチメントの変化を指摘し、ビットコインの次のターゲットは6000ドルという旨を述べた。ちなみに、2日から11日までの高値は5500ドルとなっており、ケリー氏の指摘するターゲット目前にまで迫っている。また、同氏は相場高騰した理由について、仮想通貨関連サービスが拡大したことにより、機関投資家の関心が高まっていることを挙げた。


適正価格は160万円 今後2年で550万円に達するという見解も

ケリー氏以外にも強気の見解を述べる専門家は多い。その理由として、相場の中長期的な指標となる200日移動平均線を上回ったことが背景にあるようだ。5日、CNBCに出演したアナリスト、トム・リー氏もビットコインの価格が200日移動平均線を上回ったことを指摘。また、マイニング損益分岐点などの観点から、ビットコインの適正価格は160万円であると主張した。また、40年以上の実績をもつベテラントレーダー、ピーター・ブラント氏も同日ツイッター上で分析を発表。同氏は2日の高騰により、ビットコインが長期的な上昇トレンドに転換した可能性を指摘している。ブラント氏によれば、現在のビットコインは2015年から2017年に見られたビットコインの動きに似ていると指摘。2015年に同通貨の価格が底をつけた際は、最高値から10回の上下運動を経由しているが、同じく2018年の最高値から12月の最安値までは10回の上下を繰り返したと類似点を挙げた。また、仮に現在のビットコインが長期上昇トレンドに転換していた場合、今後2年間のうちで5万ドル(およそ550万円)に達するとの見解も示している。ブラント氏は昨年1月、ビットコインが80%下落すると予測。同年11月に市場は暴落し、予想を見事に的中させている。