延期されていたイーサリアムの時期アップデート「コンスタンチノープル」が1月中旬に実施されることが決定した。開発者会議で同意されたことが発表された。


延期されていたイーサリアムの時期アップデートが実施へ

もともと、今回のアップデート「コンスタンチノープル」は今秋に実施される予定だった。しかし、アップデート直前のテストネット実施中に「合意形成に関する問題」が発覚。アップデートは延期されていた。しかし、今回は開発者らの中で第708万ブロックにて実施されることが決定した。明確な日程はわからないが、イーサリアムのブロック生成時間を考慮すると、およそ1月14日前後、中旬に実施される予定とのことだ。今回のアップデートで、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムはPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)へ移行する。イーサリアムの根本的なシステムが変更されるので、注目を浴びている。


ブテリン氏の動向

今月初め、イーサリアム創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、スイスのスタートアップ「Smart Valor」のインタビューに応じた。そこで同氏は現在の市場低迷について言及し「仮想通貨の分野は大きく成長し続けていることを実感する」と語った。ブテリン氏によれば、イーサリアムを創設した2014年と比較すると、多くの大学や企業が仮想通貨に注目しているという。また、インタビューでは、実際の価格についても尋ねられ「次の仮想通貨普及の大きな波は、投機熱の中には生まれない」とコメントしている。すでに市場の中に投機熱があるとして、次の大きな波は、仮想通貨の普及によってもたらされると自身の見解を語った。ブテリン氏は以前からメディアで仮想通貨の投機性を否定する発言を繰り返してきた人物だ。今年の秋にはブルームバーグのインタビューで「仮想通貨の1000倍の成長は終わった」と発言したことが話題にもなった。しかし、ブテリン氏のいうように、仮想通貨が実用性に欠けているのは業界の大きな課題でもある。来年初め、新たなアップデートを迎えるイーサリアムでその実用性は高められるだろうか。