ナスダックCEO、アデナ・フリードマン氏は21日、米ビジネス系SNS「リンクトイン」に新しいポストを投稿。そこで同氏は「仮想通貨はグローバル通貨になる可能性がまだある」と前向きな見解を示した。


「仮想通貨はグローバル通貨になる可能性がまだある」

今週スイスのダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に登壇するのを前に、フリードマン氏はリンクトインで事前に最新のテクノロジーについて言及。AIや宇宙、IPOといったテーマと並んで仮想通貨に注目していることを明かした。さらに同氏は、仮想通貨が今後ネットのように普及するか、交換手段として成り立たず商業利用もできなくなる、どちらの可能性もあると指摘。ただ、フリードマン氏は、世界の洗練された投資家が仮想通貨に投資していることは気にしていると述べた。さらに仮想通貨に対し「発明そのものはかなり天才的で創造性が高い。私たちの経済を持続的な未来を見つけるチャンスを持っている」と前向きな評価を下した。それを踏まえ、仮想通貨が今後普及するためには「規制と透明性」が鍵を握ると指摘した。


ナスダックと仮想通貨の関り

ナスダックCEOであるフリードマン氏はこれまでにメディアで度々仮想通貨について発言してきた。また、ナスダックも積極的に仮想通貨業界へ乗り出そうとしているのが伺える。フリードマン氏は昨年4月、「規制が整えば仮想通貨取引所を開設するのを検討」すると発言。世界的な証券取引所のCEOの発言はメディアの話題をさらった。同年11月にはナスダックへビットコイン先物がローンチされることが報道。公式な発表はまだされていないが、今年の前半まで上場するとのことだ。また、今月8日にはナスダックの取引監視システムを利用したDXエクスチェンジが取引を開始。同取引所は世界で初めて証券をトークン化した取引を提供しており、業界からも注目を集めている。