イーサリアム財団は22日、公式ブログで時期アップデート「コンスタンチノープル」の詳細を発表した。日本時間で3月1日金曜日に実施される予定だ。


イーサリアムのアップデート迫る 「St. Petersburg」も実施

イーサリアム財団公式ブログによると、時期アップデート「コンスタンチノープル」は7,280,000ブロックで実行され、実施日は米国時間2月28日になる予定だ。ただし、ブロックの進行具合で日程は前後する可能性があるとのこと。コンスタンチノープルが実装されることにより、イーサリアムプラットフォームのシステムが改善され、ディフィカルティボムの延期とブロック報酬の削減が行われる。ディフィカルティボムとは、イーサリアムのブロックをあえて進行しないようにプログラムされたアルゴリズム。コンセンサスアルゴリズムが将来的にProof of Stakeへ移行した際に、マイナーを新しいチェーンへ移行させるために実装されている。また、コンスタンチノープルが実装されることにより、1ブロックあたりの報酬が3ETHから2ETHとなる。今回はコンスタンチノープル以外に、「セントピーターズバーグ」というもうひとつのアップデートも実装予定。セントピーターズバーグは、前回脆弱性が発見された「EIP1283」をテストネットワークから削除するのが主な目的だ。なお、今回のアップデートでは、ETH保有者が特別な対応をすることはないとのことだ。


Create2の実装と懸念

コンスタンチノープルでは新たに「Create2」という新機能が追加される。これは創業者ヴィタリック。ブテリン氏が考案したもので、ブロックチェーン上に存在しないコントラクトとの取引を可能とする。しかし、Create2には財団のエンジニアや専門家から、悪意のあるコントラクトの作成やスマートコントラクトの不変性を損なうなどといった脆弱性があると指摘が出ている。これに対し、ブテリン氏は15日には財団の公式liveで「将来的に必要な機能」と説明。今後のロードマップの中で指摘されている問題は解決していく意向を示した。