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RXP(リップル)はやばい?オワコン?特徴ややばい理由・将来性を解説

RXP(リップル)はやばい?オワコン?特徴ややばい理由・将来性を解説

RXP(リップル)とは、リップル社によって管理・発行されている暗号資産です。リップルは暗号資産の歴史の早い段階に発行されていますが、最近「やばい」といわれています。

この記事では、リップルの概要や良い意味で「やばい」理由、「やばい」といわれる理由、将来性について解説します。

RXP(リップル)とはリップル社が作った暗号資産

先述の通り、RXP(リップル)とはリップル社によって管理・発行されている暗号資産です。RXP(リップル)の特徴と市場での価格変動を紹介します。

SWIFTネットワークを用いた安全な送金が可能

リップルとはSWIFTネットワークを用いた暗号資産で、安全かつ高速な国際送金を目指して作られました。SWIFTネットワークとは金融機関のネットワークで作動するメッセージングプログラムで、世界中の金融機関でも取り入れられているシステムです。リップルもこのSWIFTを用いており、安全な送金を可能にしています。

市場での価格変動

リップルの市場価格の変動を紹介します。

【引用】XRP(XRP)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

リップルは2018年に327円を超える高値を記録したあと、BTCの急落に影響を受けて価格が下がり、2021年よりまた価格を上昇させてきました。

現在は1XRP=82.9円付近を推移しています。

リップルが良い意味でやばい!特徴を解説

リップルは良い意味で「やばい」暗号資産でもあります。リップルを所有するメリットにつながる特徴を紹介します。

送金スピードの速さ

リップルは送金スピードが非常に早く、実生活において決済や送金に利用しやすい暗号資産です。ビットコインはブロックチェーンの仕様上、送金に時間がかかる点がネックとされます。マイニングの手間がかかり、取引履歴の暗号化や解読に時間を要するため、送金してもすぐにはビットコインが着金しません。

反対にリップルは管理体制が中央集権的であるため、ビットコインのように承認に時間がかからず即時送金が可能です。そのため、実生活や経済圏として利用しやすい暗号資産はリップルだといわれています。

手数料の安さ

リップルは元々送金の安定性のために作られたこともあり、送金にかかる手数料(ガス代)が圧倒的に安いです。国際送金を視野に入れると、高額の手数料がかかるビットコインの利用は現実的ではありません。

一方でリップルのように手数料が安い暗号資産であれば、実生活の送金に利用できます。そのため実生活で役立つ暗号資産はリップル、資産として保有するならビットコインが良いとまで言われています。

ボラティリティの高さ

リップルが「やばい」理由は、ボラティリティの高さです。ボラティリティとは市場での価格変動の大きさのことで、高いほど価格が変動しやすいという意味です。価格変動が大きいため、レバレッジをかけた取引で資産を一気に増やせる可能性があります。

もちろんボラティリティの高さは資産を失うリスクの高さにもつながるため、注意してください。暗号資産投資に慣れている人からすれば、ボラティリティが大きいリップルは比較的稼ぎやすいとされ、投機的に所有する人も多いです。

RXP(リップル)がやばいと言われる理由

リップルが「やばい」と言われる理由を説明します。

リップル裁判が長引いたため

リップルが「やばい」と言われ始めた理由は、リップルの運営元であるリップル社の裁判があまりに長引いたためです。リップル裁判とは、リップル社に対してSEC(アメリカの証券取引委員会)が「未登録証券(リップルを指す)を顧客に提供している」として訴訟した裁判です。

すぐに決着がつくと思われており、裁判でリップル社が訴訟すればリップルが爆上がりすると期待した投資家も多くいましたが、あまりにも裁判が長引いたため徐々に値下がりし、その結果「やばい、オワコン」と言われ始めました。

リップル裁判は2023年7月にアメリカの裁判所により「リップルは有価証券ではない」という判決が出ており、リップル社の訴えを一部認めた形で進んでいます。

2021年から下落傾向にあったため

リップルは2021年から下落傾向にあり、その結果「やばい」と言われ始めました。しかしこれは、リップルに限ったことではなく仮想通貨市場全体にいえることでもあります。価格が下落した理由は、ビットコインの急落です。ビットコインの急落によりあるとコインの価値が下落し、この影響を受けてリップルの価格も下がりました。

リップルだけでなく暗号資産に対して悲観的な市場になったことで、リップルがやばいと言われています。しかし2024年5月現時点ではビットコインの価値は上がってきており、市場は楽観的な傾向にあります。リップルがやばいという声はまだありますが、今後価値が上がる可能性はあるでしょう。

管理体制が中央集権的である

リップルの中央集権的な管理体制自体が、ユーザーから反感を受けている側面もあります。リップルはリップル社によって管理されており、一般的な銀行などの金融機関と管理体制が同じです。

そもそも暗号資産はブロックチェーンを用いた、非中央集権的な管理体制が魅力とされていたため、リップル自体に反感を持つ人は多いです。しかし、先述したように中央集権的な管理体制であるからこそ実現できる手数料の安さ、送金速度の早さという魅力もあるため、一概に中央集権的な管理体制を批判するのは堅実ではありません。

リップル社による大放出の可能性がある

リップルが「やばい」といわれる理由は、リップル社による大放出のリスクがあるためです。仮にリップル社が保有するリップルを放出すれば、市場価格が急落します。そのため、投資家の中にはリップルの保有に危機感を持つ人がいます。

しかし、リップル社にとってリップルは自社株のようなものであり、大放出のリスクは低いでしょう。

リップルは100万円になる?将来に期待できるワケ

リップルが100万円になる可能性はあるのでしょうか?

リップルの将来性に期待できる理由を説明します。

アジア圏でリップルの普及が拡大している

リップルはアジアでニーズが急拡大しており、2021年には前年度比130%所有率が拡大しました。2021年にはアジア最大手の国際送金サービス「Trangle社」がアジア圏での実用化を目指し、株式を40%取得しています。また、7月にはリップル社のODL(OPne Demand Liquidity)を利用した送金サービスが開発されており、今後アジア圏で実用化すればニーズが高まり、さらに価値が上がる可能性はあるでしょう。

リップルは発行済みで希少価値が高まる可能性がある

リップルの発行枚数は1,000億枚であり、その全てがすでに発行済みです。つまり、これ以上リップルの枚数は増えないため、ニーズが高まれば希少価値が上がり、価格が上がる可能性があります。1XRPが100万円になるとは簡単に断言できないものの、少なくとも今以上の価値がつく可能性はあるでしょう。

世界の大手金融機関がリップルネットワークへ参加している

XRPの将来性が明るいといわれる理由は、世界の大手金融機関がリップルネットワークへ参加しているためです。日本の最大手金融グループであるSBIグループやみずほフィナンシャルグループ、りそな銀行や三菱UFJ銀行、アメリカではバンク・オブ・アメリカなどがネットワークに参加しています。

大手金融機関はセキュリティや資産の将来性に非常に敏感です。大手金融機関がリップルネットワークへ参加していることは、リップルの将来性に大手金融機関も期待しているということと同義です。

Googleの関連会社がリップルに協力している

リップルはGoogleの関連企業であるGoogle Venturesからの出資を受けています。さらにリップルはGmailで送金が可能など、Googleと深い関わりがある仮想通貨です。Googleが将来性のない暗号資産に出資する可能性は極めて低いため、リップルの今後には期待が持てるといわれています。

また、仮にGoogleがリップル社を買収した場合の価格動向にも注目が集まっています。予測では1リップルが64,000円を超える可能性があるといわれるなど、Google社の動きによってもリップルの価格が急騰する可能性はあるでしょう。

リップルについてのQ&A

リップルについてよくある質問を紹介します。

Q1.リップル社が裁判に勝ったらどうなりますか?

上記ツイートによるとリップル社がSECに一部勝訴した際には価格は2倍に高騰しました。

リップル社が裁判に全面的に勝訴した場合は、リップルの価値も上がると予想されています。「TechNewsLeader」によると、2033年には1リップル=10.26$(日本円で1,609.02 円 ※2024年5月27日時点のレート)になると予想されています。

Q2.リップルをいつまでガチホしていれば良いですか?

結論としては、いつまでリップルを保有し続ければ良いという明確な回答はできません。しかし、リップルの将来性には多くの金融機関や大手企業が期待しており、今後裁判の結果も含めて価格上昇を期待する投資家たちも多いです。これらの状況を踏まえて、リップルを保有し続けるべきか判断すると良いでしょう。

まとめ

リップルはやばいといわれますが、送金も速く手数料も安いという実用性に富んだ仮想通貨です。長期間価格が低迷しているため、手放すべきと主張する人も多いですが、BTCの価格が好調である今、アルトコインも影響を受けて価格が上がる可能性があります。

記事の内容を参考にリップルの概要や実用性、将来性を予測して投資するかどうかの参考にしてください。