ウェルスナビはやめたほうがいい?向いている人やデメリットを徹底解説

ウェルスナビはやめたほうがいい?向いている人やデメリットを徹底解説

ウェルスナビは近年話題の全自動で資産運用ができるロボアドバイザー投資サービスとして、多くのユーザーに支持されていますが、その一方でデメリットや向いていない人も存在します。

【本記事は下記のような方におすすめです】
・ウェルスナビのデメリットを知りたい
・ウェルスナビのメリットを学びたい
・ウェルスナビに向いている人を知りたい

本記事では、ウェルスナビのデメリットやメリット、利用に向いている人と向いていない人を徹底解説します。

ウェルスナビはやめたほうがいい!?5つのデメリットはこれだ

ウェルスナビは初心者からベテラン投資家まで幅広い層に支持されているロボアドバイザーですが、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。特に以下の5つのデメリットについては注意が必要です。

・手数料が年率1.1%と高め
・つみたてNISAが利用できない
・提携サービス(イオン銀行、ソニー銀行など)からは移管できない
・元本割れのリスクがある
・長期運用が前提なので短期間でリターンを狙うのが難しい

手数料が年率1.1%と高め

ウェルスナビの手数料は年率1.1%と他のロボアドバイザーや投資サービスと比較して高めです。手数料が高いと、運用益が手数料で削られてしまい、投資成果にマイナスの影響を与える可能性があります。

例えば、年間で10万円の利益が出た場合、手数料1.1%であれば1,100円が手数料として引かれます。一方、0.5%の手数料の他社サービスであれば、500円しか手数料がかかりません。

市場の変動が少ない場合でも手数料が毎年かかるため、投資効率を高めるためには手数料管理も重要な要素となります。

つみたてNISAが利用できない

つみたてNISAは長期積立や分散投資による資産形成をサポートする制度ですが、ウェルスナビの提供する投資商品はこの制度の対象外となっています。そのため、つみたてNISAが利用できない点は、資産形成の選択肢が限られるというデメリットの1つです。

提携サービス(イオン銀行、ソニー銀行など)からは移管できない

ウェルスナビの提携サービスを利用している場合、提携サービスからウェルスナビへの移管は原則できません。
例えば、WealthNavi forイオン銀行やソニー銀行などの提携金融機関でウェルスナビを利用している場合、一度解約して新しくウェルスナビに申し込む必要があります。

一度口座を開設すると乗り換えの手続きが煩雑であるため、利用するサービスを慎重に検討する必要があります。

元本割れのリスクがある

ウェルスナビには元本割れのリスクが存在します。これは、投資市場の動向次第で資産価値が変動するため、元本を下回ることがあるからです。
また、ウェルスナビでは5段階でリスク許容度を設定し、運用方針を決定します。
リスクを理解し、適切なリスク許容度を選ぶことが、成功する投資の鍵となるでしょう。

長期運用が前提なので短期間でリターンを狙うのが難しい

ウェルスナビは、市場の状況に応じて自動的にリバランスを行うなど、長期的な資産運用を目指した設計が施されています。これにより、短期間での利益確定機会は限られます。

ウェルスナビは、安定した資産形成を目指して定期的にリバランスを行い、リスクを分散させているため、短期間での高速売買や大儲けを目的とする人には不向きです。
一方で、低リスクで安定的に資産を増やしたい、忙しい日々の中で時間をかけずに投資を行いたいという方に適した長期的な資産運用手法です。

ウェルスナビのメリット6つご紹介

次に、ウェルスナビの主要な6つのメリットについて詳しく解説します。
・投資をまかせることができる
・元本を超える損失は発生しない
・最低1万円から投資ができる
・「おまかせNISA」で一般NISA枠を使える
・無料の投資セミナーを受講できる
・運営のウェルスナビは上場しており信用できる

投資をまかせることができる

ウェルスナビは、全自動で資産運用ができるサービスのため、初心者であれば投資先の選定や資産配分の構成をまかせることができます。

また、自動で買付や積立をおこなうだけでなく、相場が変動して資産構成が崩れてしまったときには自動的に配分を修正する機能もあります。

初心者だけでなく、忙しくて時間がない方でも、投資についての勉強や管理に時間を割く必要がないため、気軽に始めることができます。

元本を超える損失は発生しない

ウェルスナビでは元本の範囲内でしか取引をしないため、元本を超える損失を出すことがありません。

また、資産が急激に減少するリスクに備えてリバランス機能も備わっています。例えば、株式市場が急激に下落した際も、ポートフォリオに組み込まれた債券が値下がりを緩和し、総合的なリスクを抑えることができます。

最低1万円から投資ができる

ウェルスナビでは、少額から投資を開始できるため、投資初心者でも始めやすいです。1万円という少額からスタートできるため、大きな初期投資資金がなくても資産運用を開始することができます。このように少額から始めることで、徐々に投資に慣れることができます。

例えば、普通の証券口座では複数万円必要なケースが多いですが、ウェルスナビならわずか1万円からスタートできます。これにより、資産が少ない若年層や副業として投資を始めたい人に向いています。

「おまかせNISA」で一般NISA枠を使える

「おまかせNISA」は一般NISAの投資枠を利用することができます。
一括投資や少額の積立投資など運用方針に合わせて、資産形成をすすめましょう。

無料の投資セミナーを受講できる

ウェルスナビでは、無料の投資セミナーを通じて投資情報を得ることができます。新しい投資家や経験の少ない投資家にとって、必要な知識を学ぶことができ、投資の理解を深められるからです。例えば、初心者向けのセミナーでは、投資の基本からリスク管理、ポートフォリオ構築の方法などを詳しく教えています。無料の投資セミナーを活用し、投資の知識を深めましょう。

運営のウェルスナビは上場しており信用できる

株式会社ウェルスナビは、東京証券取引所マザーズ市場へ上場しているため、社会的信用があります。

上場企業は定期的に厳格な審査を受けるため、経営の透明性や財務の安定性が保証されているからです。そのため、東京証券取引所に上場しているウェルスナビは、厳格な審査を通過しているため、安心して利用できる投資サービスです。

ウェルスナビをやらない方がいい人の特徴

ウェルスナビは長期運用を前提とした投資一任型ロボアドバイザーであるため、短期間で高いリターンを望む人には向いていません。
デイトレーダーやスイングトレーダーのように株式市場の短期的な値動きを利用して大きな利益を得ようとする人にとっては、急激な利益を狙うことができないウェルスナビは不適切と言えるでしょう。

ウェルスナビは、時間をかけて安定した資産を築くことを重視する投資家にとって最適な選択肢です。

ウェルスナビがおすすめな人の特徴

ウェルスナビは投資に時間をかけたくない人におすすめです。
ウェルスナビは自動でポートフォリオを作成し、管理してくれるため、投資に時間をかける必要がありません。仕事や家庭で忙しい人、投資の知識がない初心者でも簡単に利用できる点からも、手間をかけずに投資を始めたい人に向いています。

また、分散投資を考えている人にとってウェルスナビは適しています。
ウェルスナビは複数の資産に自動で分散投資を行なってくれるため、1箇所に集中するリスクを避けられます。具体的には株式だけでなく、債券やリート、金など多様な資産クラスに投資することでリスクを分散できます。このように分散投資を簡単に実現したい人にはウェルスナビがぴったりです。

ウェルスナビの口座開設方法3ステップ

ウェルスナビを始めるには、口座開設が必要です。以下では、ウェルスナビの口座開設方法を3つのステップに分けて解説します。

ステップ①運用プランを無料診断

ウェルスナビでは、運用プランの無料診断を行うことで、個々の投資ニーズに最適なプランが提案されます。無料診断を利用する理由は、自身のリスク許容度や目標に合わせた最適な投資プランを提供するためです。そのため、投資初心者でも自信を持って投資を開始することができます。

運用プランの無料診断では、リスクをあまり取りたくない人には、比較的安定した運用プランが提案される一方、高リターンを狙いたい人には高リスク・高リターンのプランが示されます。

【資産運用プランの無料診断で聞かれる質問】
・年齢
・年収
・金融資産額
・毎月の積立額
・資産運用の目的
・株価が1カ月で20%下落したら?

無料診断を利用して、自分に合った運用プランを見つけましょう。ウェルスナビが提供する詳細な診断結果やアドバイスを活用することで、各投資家は安心して投資を始めることができます。

ステップ②口座開設申込

ウェルスナビの口座開設申込は、ウェブサイト上で非常に簡単に行うことができます。
具体的には、基本情報の入力と本人確認書類のアップロードを行うだけで、口座開設の申し込みが完了します。

【口座開設の流れ】
①メールアドレスの登録する
②認証コードとパスワードを入力する
③本人情報を入力する
④本人確認をアップロードする
⑤規約等に同意する
⑥口座開設に関する簡易書留の配達希望日を選択する

ステップ③入金

入金方法は非常に簡単で、指定された銀行口座へ振り込みを行うだけで、素早く入金を完了させることができます。また、定期的な自動入金設定も可能なので、毎月の決まった日に自動的に口座に資金が追加され、投資を続けることができます。

入金が完了すると、ウェルスナビのロボアドバイザーが自動的に資産を運用してくれます。入金額に応じて株式や債券など、国際分散投資に基づいて最適なポートフォリオが生成され、長期的な資産成長を目指すことができます。手数料は年率1.1%程度と若干高めですが、手間をかけずに分散投資を行いたい方には良い選択と言えるでしょう。

ウェルスナビの評判・口コミは?良いものも悪いものも紹介!

ウェルスナビは、多くの投資家に利用されているロボアドバイザーツールです。しかし、実際にどのような評価を受けているかを理解することは非常に重要です。ここでは、ウェルスナビに寄せられた良い評判と悪い評判の両方をご紹介します。

良い評判・口コミ

「自動でポートフォリオを組んでくれるので、自分で運用する必要がない」
「手数料があるが、それ以上に利便性が高い」
といった口コミが目立ちます。このように、ウェルスナビの利便性や手軽さが多くのユーザーに評価されています。

悪い評判・口コミ

「期待したほど儲からない」
「手数料が高くて利益が出にくい」
という口コミが見受けられます。ウェルスナビには悪い評判や口コミも存在しますので、利用を検討する際には慎重に情報を集めることが重要です。

【まとめ】ウェルスナビはやめたほうがいい?自身にあう投資方法を見つけよう

ウェルスナビにはデメリットとメリットが存在し、これを理解することが重要です。年率1.1%と手数料が高めである、つみたてNISAを利用できない、短期リターンを望みにくいなどがデメリットです。一方で、投資の一任が可能、元本を超える損失リスクがない、最低1万円から投資可能などのメリットもあります。

ウェルスナビが自身に合っているかどうかを見極め、本当に合わない場合には他の投資方法を検討することが大切です。市場動向や自身の資産状況に応じて柔軟に対応し、最適な投資戦略を見つけましょう。